ソニックはエミーを連れて どんどん山奥へ入っていった そしてようやく立ち止まったのは 落差10メートルとなさそうな小さい滝以外 特に何も無い場所だった ヒュウ、間に合った〜 ここで何かあるの? まあ見てなって …? |
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朝の浅い角度の太陽は 滝に周りの木々の影を落としていた 時間の経過と共に太陽が高く昇り 影が短くなって滝から離れた時 小さな滝に相応の小さな虹が掛かった |
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わー…! この滝は「精霊が降りる滝」って呼ばれてて 毎朝ほんの少しの間だけ虹が出るんだ ステキ〜 でも なんでアタシ達以外誰もいないの? ここのことは知り合いから聞いたんだけど 地元のひとが荒らされるのを嫌がって、観光地化に反対したらしいんだ 静かでとってもいい所だもんね …ずっとこのままだといいな こんな山奥に普通の観光客は来ないし、雑誌とかの取材も一切禁止! 噂で知ったやつだけが来る隠れた名所になってるってワケさ。 オレはこれが見たくてこの島に来たんだ… 嬉しそうなソニックの横顔を見てエミーは思った (来て良かった…) あっ 太陽が少しづつ角度を変えて 虹は消えていった あ〜あ、消えちゃったぁ 本当に少しの間だったな〜 さぁて 目的のものも見れたし 行くか!うん! |
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