【6】

あれから数日過ぎた朝

目玉の窓から光が差して ニワトリ型の
目覚し時計がコケコッコーッと鳴いた頃

エッグマンは香ばしいニオイにつられて目を覚ました


「エッグマンさまー おはようございま〜す!
 モーニングコーヒーで〜す!」

「おお、御苦労。」


すがすがしく胸を透く朝の一杯
ピュウバートの特製コーヒーが 今日も眠気を吹き飛ばす


「……フ〜〜〜…………
 改装した部屋の居心地はどうじゃ? もう慣れたか?」

「うん あのおへや、ボクにちょうどイイみたい。なんかスゴ〜クおちつくの。
 あとね、ジジョチョーさんにいろいろおしえてもらったよ
 ここにいるロボットのコトとか、入っちゃいけないトコのコトとか…
 エッグマンさまのコトも、いっぱい!」

「うんうん。」

「エッグマンさまのホントのなまえは、ロボトニックっていうんだよね〜

 トニーおじさんってよんじゃダメ?
"フォ" (珈琲噴射)

「うわッ どうしたの!? ダイジョウブ!?」















まあ こんな具合で

世界征服は朝一杯のコーヒーから。


【・END・】
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